 |
脳もからだのように鍛えることができます。 「いきいき」では、脳のトレーニングについて定期的にご紹介しています。 今回は2005年9月号からの記事の一部をご紹介します。 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
女性の認知症には、きっかけになる1つのパターンがあります。いまでは家族構成が変化していますが、「お嫁さん」がきて、毎日の食事のしたくをしなくてもよくなると、徐々に認知症の症状があらわれ、やがて料理ができなくなるというパターンです。 料理と脳の活動には関係があることは以前から指摘されていましたが、私たちの研究によって、料理することが、脳の活動のなかでもっとも重要な“前頭前野(ぜんとうぜんや)”を活発にすることが科学的に証明されました。それも、料理の全プロセス、つまり、献立を立てる、材料を切る、煮る、炒める、最後の盛りつけにいたるまで脳を活性化することがわかりました。 |
 |
 |
 |
| 言うなれば、私たちが元気で生きていくために欠かせない「やる気」の脳が前頭前野であり、この働きが落ちてくれば、料理をつくることがめんどうになったり、頑張ろうという気持ちもなくなって、気持ちが沈んでいくようになります。すると、ますます何もしなくなったり、どんどん悪循環になっていく。そしてその先に待っているのが認知症、これが、私が脳(前頭前野)のトレーニングをすすめる大きな理由です。 |
 |
 |
 |
 |
 |
| 文明社会の急速な発展の真っ只中に飛び込んで、ラクで便利な生活を追求してきた、その始まりが団塊の世代。彼らはITの発展とともに日本を豊かに快適にすることに貢献しましたが、その結果、自分の脳(前頭前野)を使わなくてもいい方向を模索してきたことになります。脳というのは自分の力を使って初めて機能が正常化するものだということです。 |
 |
 |
 |
 |