ジュリー・アンドリュースさん スペシャルインタビュー
襟を正す、という言葉があります。ジュリー・アンドリュースに会うときいつもこの言葉が頭に浮かび毎回、襟を正して、彼女を待つのです。
ジュリー・アンドリュースはいつものように、きちっとした上品なジャケットに身を包み、温かなオーラとともに用意されたインタビュールームに入って来ました。
ジュリー・アンドリュースが語る
「劣等感に打ち克った私」
ジュリア(後にジュリーと変更)・エリザベス・ウェルズは1953年10月1日に、ロンドンから20マイル南に行ったウォルトン・オン・テムズという小さな町で生まれました。知的で思いやりのある、アウトドアと自然を愛する人、と彼女がいう実父テッド・ウェルズは、金属工芸を教える学校の先生でした。後に両親が離婚し継父ができても、本当の父、なんでも相談できる人として絶大な信頼を寄せていました。ピアノが上手で、ピアニストになりたかった母バーバラは、貧困の中でそれが許されずボードビリアン(軽演劇俳優)の伴奏者となります。そこで知り合ったテッド・アンドリュースと母バーバラは、ジュリーが4歳のときに再婚し、テッド&バーバラ・アンドリュースとしてコンビを組み、地方巡業して暮らしていきます。
テッド・アンドリュース(66年他界)はカナダ人で美しいテノールの声をもったボードビリアンでした。戦争の暗雲がロンドン周辺を包み始めたころで、学校が閉鎖されて家にいる遊び盛りのジュリーをもて余したテッドが、一緒に歌でも歌ってみたら? と誘ったのが、ジュリーのたぐいまれな才能を発掘するきっかけでした。
※つづきは本誌で
【読者限定 いきいきの旅】
ウィーンからドイツへ抜ける
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