清川妙さんは、私たちがいそいそと明るく日々を生きていくのに、いそいそと生きる心意気こそいちばんたいせつなものだとおっしゃっています。 この連載はそんな清川さんに『枕草子』をひもといてもらいながら、千年もの昔のふたりの女性、中宮定子と清少納言の姿のなかに自分自身の人生をみつめていこうとするものです。 一日一日を、清少納言のように、心の目をいっぱいに開き、全身で生きていることを受け止められるように。 さあ、素敵な世界をあなたも。
清少納言の『枕草子』の魅力を第1回で、 一つ、精緻な目でまわりをみつめ、 感覚をフルにたてて愛でている。 二つ、前向きに生き、きわめて喜び上手。 三つ、ユーモア精神も抜群。 四つ、愛の心もたっぷり。 生きていることを全身で愛している。 と清川妙さんはまとめていらっしゃいます。 この第1回に続く第2回では初宮仕えの頃のお話をご紹介します。